見る前の期待は「9時から5時まで」だった。だから期待はずれ。徹底的に懲らしめなくてはならない相手なのに、そこまでいっていない。残念。4人の仲良し同級生の内の一人が自殺する。葬式で久しぶりに再会した残りの3人にはそれぞれの悩みを抱えていた。悩みのない人間はいないと思うが、何しろ友人の自殺の原因と同じようなことがあるからだ。どこにもある浮気による離婚の危機。アメリカの離婚率は抜群に多いし、生活手段のある女性なら無理して結婚していなくてもいいし、またはがっぽり慰謝料をもらえばいいようなもの。実際そうしている人が多いから離婚もおおいのだろうし、現実をそのまま映画化しても仕方ないし、ここで一発、男たちに痛い目をみてもらわないかん、ということか。それにしても、今考えられる最強のメンバーだ。実年齢もほぼ同じで、キャリアも実力も備わっている俳優であり、歌手であるからこんな損な役でも余裕で出られるのだろう。ここに落ち目の人は使えないものね。
　中身をどうこう言う気はないが、思いきりやっつけて欲しかった。クラブの反映を願った方がいいのかいけないのか、さあ。