5月10日(月)第92天 ワンチン


 天気はあまり良くなかったが暖かかった。教室では扇風機が回っていたし、もう夏になったようだ。真夏は知らないがこんなもんじゃないだろう。ものすごく暑いと聞いている。東京よりずっと南に位置しているから熱いのは当たり前だ。
 ベトナムが11月というのに生暖かかったことを思い出す。あの淀んだ空気をかき回すオートバイの群。そこから更に排気ガスが吐き出される。いつになったらあの状況が改善されるのか。郊外の空気はいくらか良かったが、街中では排気ガスごしの太陽はいつもフィルターを通して見るように濃い赤い色だった。白い雲が空にぽっかりと浮かんでいる、なんて風景を見たことがないのじゃないか、ベトナム人たちは。
 なんでベトナムを思い出したかというと、クラスにいる唯一のベトナム人ワンチンのためだ。彼はクラスの人気者だ。初めはまったく話せなかったのに、今では冗談を言うほどになっている。授業をときどき休む
くせに出来るのはどうしてか。部屋で勉強しているのだろう。今日話したけど、ここで一年勉強して、そのあと北京で勉強するのだそうだ。北京の古い建造物に興味があるそうだ。先のある人はいいな。彼にどんな未来があるのだろう。中国語をマスターして、貿易でも始めるのだろうか。隣国でもあるし、仲良くやってほしい。誰にも好かれる彼の明るいキャラクターがいいね。
 だいがこんなことを言っていた。自分は人と話すことが好きだ。誰にでも気軽に声をかける。中国人相手にではなく、留学生たちとだ。これが彼の強みであり、同時に悩むところだ。留学生たちと中国語で話すのはいい。だが、留学生との会話では進歩は望めない。適当に言葉をつなげていけば、理解してくれるからだ。だから、中国人だったら分かってもらえないようなフレーズでも分かってもらえる。自身の勉強の足しにもならない。国際親善には役立っても、中国語の勉強にはなっていない、というのだ。それはそうだと思う。僕はそれさえやっていないが、部屋で勉強はしている。もともとだいは大学で2年ほど勉強しているので下地は出来ている。その上に立って、こちらでしっかりとやったら更に上達すると思う。話せることが落とし穴でもあったのだ。そう悩んでいた。贅沢な悩みと言うのか、でも彼としては中国語の勉強に来ているのに、出来てないから悩むのだ。僕は「この学期は仕方ないからこのままでいって、夏休みの半分は勉強にあてて、9月からは生活を見直して勉強一筋でいくようにすれば」と言っておいた。こんなアドバイスでよかったかな。

5月11日(火)第93天 スヌーピーにしました


 ずいぶん暖かくなったものだ。初夏だね。だがこれからここにも梅雨があるらしい。雨はあまり好きでない。部屋にいるのなら雨でもかまわないが、出かける時の雨はいやだ。天気予報によると、今日はまずまずだが、明日からずっと雨。今日はこれからりさの誕生祝の礼物を買いにいく。買うものは決めてある。(写真立てです)誰かの誕生祝をすること自体、珍しいことだ。たぶん、日本人は家庭以外ではあまりやらないだろう。友人たちに祝ってもらう稀有な機会だ。留学という他にない特別な社会の中だと、お祝いをすることは当然という気がする。なぜなら、家族に準ずると判断されるからだ。友人でもあちこちに住んでいると、日にちを決めて、場所を決めて、となかなか大変な準備を必要とする。それが、ここでは簡単に出来る。連絡するのが容易だからだ。こんなに便利な生活はない。ただ、あまりにくっつきすぎて、もしいったん仲違いをしたら、ことは難しくなる。常に顔を突き合せなければならない近さにいるのだ。避けようにも避けられない。まだそんな例はみないが、そんなことはないに越したことはないのだが。
 簡単に見つけられると思っていたが、僕が欲しかったシンプルなガラス製、それをイメージして探すが、なかなか見つからない。ようやく探し出したところは子供用品売場だった。そこも種類は多くなく、アトムとスヌーピーがあった。スヌーピーのがちょうどいい気がしたのでスヌーピーにした。ちょっとごてごてしていたが、仕方ない。今日買わないと又行かなくてはならないからだ。買物は半日仕事だ。今日はまさにこれだけのために、出かけたのだった。気に入ってもらえるかな。
 蕃茄と永春芦柑というみかんのような果物を買った。前にもみかんが食べたくて似たようなのを買ったことがある。食べてみてがっかりした。というのは、みかんのようにむきやすくなく、種はあるし、みずみずしくない。ようするに僕が思うおいしいみかんではないのだ。これならいっそオレンジがいい。オレンジなら食べなれた味だからだ。他の皮をむかなくてはならないのはナイフがないので買わない。あとは香蕉、草莓を食べる。いちごは2元なので、よく食べる。あとはアイスだ。これは1元からで安い。もう少し買い食いをしてみたい。今日買ったみかんのようなのは皮はむきやすいが、味はたいしたことない。
 今日は帰りのバスは58路にした。人が並んでいるが、バスは次々に来るので2、3台待てば座れる。南京東路から少し歩くが、676Bより本数が多いように思う。
 6時半に下に行ったらバイウー、ナイナイがいて、つもを待っていた。三人と一緒に西門へ。羊肉の串焼きを食べた。三人で最初に行った店だ。煙がもくもくと上がっている。クーラーはなし、今はまだいいが、夏にはどうなるのだろう。大蒜を焼いたのを食べた。初めてだ。大蒜は香辛料として使うことはあってもそのまま食べたことがなかった。食べたが特別うまいとは思わない。歯ごたえに乏しい。食事を終えて帰る時に門からたくさんの人が出てきた。授業が終わったのだろうか、でも8時だよ、授業が夜もあるらしい。勉強する人はしている。
 つもの自転車の後ろに乗せてもらったが、不安定きわまりない。○大生でもいろいろあるという話を聞き、感心した。出来る人にも上には上があるということだ。人は見掛けによったり、よらなかったりするが、話の内容も話してみないと分からない、それが面白いところだ。
5月12日(水)第94天 上海音楽学院銅管重奏室内音楽会


 上海大学の何かの10周年記念(上海大学組建十周年校慶)だそうで、記念行事をやっている。花を持った人がいたり、鳩を一斉に空に放ったりしていた。鳩を飛ばすなんて、何かのスポーツ大会のようだ。図書館の前に5台のバスが停まっていたし、自家用車もたくさん駐車していた。
 夜には上海音楽学院銅管重奏室内音楽会にいった。図書館の1階にあるホールはほぼ満席になっていた。音楽大学の生徒と先生とが演奏した。最後のほうに上海大学の学生も6人くらい混ざっての演奏があった。管楽器は演奏するのが難しそうだ。間違えると目立つし、素人のは聞きづらいが、彼等はほとんど専門家のようなものだから、聞きやすかった。久しぶりの生の音楽は耳に心地よい。音楽のアンサンブルは気分が良くなる。自分で演奏できたならもっと良かっただろう。楽器でも歌でもハーモニーの響きが一番心地よく聞こえる。特別な誰かの発明でもないのに、音の響きとして良く聞こえるのはどうしてだろう。
 天気予報どおりに雨だ。これからずっと雨の予報だ。来週は学校の旅行がある。その時には天気が良くなっているといい。なんだかんだ5月が終わり、6月に入り、試験がせまり、終わると学期の終わりだ。7月になると回国だ。ああ、とまだ50日あるというのに帰る日のことを思ってしまった。早いね、時の過ぎるのは。これはたとえ1年でも同じだろう。今日は遅いのでこのくらいにしておこう。
5月13日(木)第95天 りさの誕生祝い


 きょうはくもり、晴れ間ものぞくため暖か。木曜日ともなると週末の気分にちょっとなる。テレビで映画は見ないので、こちらでDVDを買っていってもむだになる。だけど、それにしても安いので、いくらか買っていこうかと思う。ただ、家にはプレーヤーがない。それに日本のではこちらのは見ることが出来ない仕様になっていると聞く。だが、それもなんとかなるらしい。コンピューターのでは見られそうだし。
 コンピューターといえば、こっちに来る時にiBookを持って来たかったがだめになり、compaqを持って来た。そのため、ホームページの更新が出来ないのと、あらたなホームページを作ることが出来ない。出来なくはないのだが、難しい。慣れたソフトでやりたい。MacのホームページソフトPagemillは高性能ではないが、illsturatorを併用するので問題ない。なにより手作りで作る感じがいい。このコンピューターに入っているhomepagebuilderは高機能なのだろうが、よけいなお世話の機能が満載で、かえって使いにくい。万人に受け入れられようとするあまり、機能をどんどん増やしていって、図体ばかり大きくなってしまう。それが今のソフト全般に言えることだ。それもプロ向けのソフトなら構わないが、そうでないものはシンプルに限る。ここで今文句を言っても始まらないが。
 そういうわけで、中国留学日記は今はあまのじゃく通信を借りている。帰ったら二つに分けるか、あるいはあまのじゃく通信を拡張するか、まだ決めていない。時間があれば二つにしたい。
 りさの誕生祝いをした。場所
は国慶だ。ここが一番くつろげる。だい、つも、かよ、もっくん、バイウー、ナイナイ、なみさん、anotherなみさんと僕の10人。バイウーが一番にぎやかだった。
 ケーキにトマトが使われていた。いちごの替わりらしいが、こんなことは世界中をみまわしても初めてだろう。作った人にとっても初めてだったに違いない。しっかりと写真に撮っておいた。日記にも載せた。食べてみたら思ったとおり合わなかった。いちごがなければ缶詰の桃とかがあるだろうに、トマトとは考えたものだ。見た目は赤いし、悪くないが食べたら最悪だった。
 さっき蚊が飛んでいた。今日も悩まされそうだ。電気蚊取り器を買うつもりでまだ買っていない。寒ければふとんにもぐってしまえば刺されなですむのだが、ふとんから出ているところをねらってくる。5月なのに蚊とは、しかも大きい。
5月14日(金)第96天 HSKの補習には不参加


 くもり。HSKの補習が今日から始まった。僕はHSKはまだ受けないので、これもパスしたが、やはり勉強しておくべきだっただろうか。7月のHSKは受けない。将来は受けるつもりだが、いつになるか分からない。今年中にあるのならそれを受けたい。試験勉強は別な勉強が必要になるので、それの勉強をしなければならない。今はまだそれ以前だから、受けるのもはばかれる。
 雨がふり始めた。ここのところ天気が良くない。よくもまあ雲が次から次へと出てくるものだ。天気のメカニズムは分からないが、地球には水が多い。別名水惑星と言われるくらいに水がある。ものすごく多いかというとそうでもない。ほんの表面を覆っているだけだからだ。そんな少量の水でも人間にとっては多い。人間が使っている水ときたら全体の1パーセント以下だ、とテレビで言っていた。
 人間の争いはエネルギーの取り合いが原因であるとも言える。昔は水がその主役だった。今は石油にとってかわっている。エネルギー問題の解決方法は分かっている。原子力エネルギーだ。ただし、今ある核分裂による発電ではなく、核融合による発電だ。その前に常温超伝導物質が発見されれば、ほぼ解決といえる。それでしのいでいるうちに核融合が成功するという図式だ。その一段階前に太陽電池あるいは水素電池もある。なんか希望が持ててきた。
 石油で生きている国には衝撃が走るだろうが、そんなことは構わない。エネルギーではあまりにも世界的偏向がありすぎた。エネルギーを握ることが世界の経済を握るに等しい感じがあったが、ただ彼らには資源を自国で生かす知恵がない。そこが弱みであったが、それが表に出ることはなかった、今までは。これから先どのくらいの期間、産油国の安定が続くのか。
 雨がまだ降っている。さっき洗濯して干しにいったら、干されている洗濯物は少なかった。
 明日と明後日の予定はいつも通り、晴れたら出かける。晴れなかったら勉強。今日買った柑橘はオレンジに近い。味がもひとつだが、これは合格だ。5つで2.8元は安い。この値段で儲けはあるのだろうか。他人事ながら心配になる。
 午飯は西門で一番立派そうな店で食べた。シンピン、りさ、だいと一緒だ。ありそうでないメンバーだ。混んでいたためかどうか知らないが、だいのたのんだのがなかなか来ないで、だいは怒っていた。りさと同じのをたのんだのに、ひとつしかこない。怒るのは当然だ。しかも店の人はだれも謝らない。これが中国というものか。自分の非を決して認めない。店として謝る気もないらしい。事故かなにかのようなひとごとのような顔をしている。これが日本だったら、平謝りで、お金はいただきません、とでも言うのが普通なのに。どっちの神経が正常か。日本人が彼らの神経が分からないように、彼らも日本人の考え方が分からないだろう。なぜ謝る必要があるのかと。逆もまた真なり、ではないが逆もまた存在するということだ。
5月15日(土)第97天 2700


 ホームページのカウントが2700を越えた。自分でも一日に一度ないし二度入っているから、その分も含まれる。それでも誰かが見にきている。もっとたくさんの人に見てもらいたいと思う。特に留学生仲間には。留学生でホームページを持っている人は少ない。なぜ作らないのだろう。僕はぜひとも作りたいと思っていた。ただうまく出来ないので作っていないだけだ。ごく簡単なのでよいのならすぐに出来るのだが。一応まえからあるのと比較して遜色のないものを目指したいと思う。作るのは楽しい作業だが時間がかかる。更新も簡単ではない。容量に空きがあるから、写真ももっと載せられるし、ページも増やしたい。とあれこれやってみたい気でいる。
 今日は雨だ。したがって外出せずに部屋で勉強している。勉強となるとやることが多い。もうこれでいいというところはない。完全は無理にしてもある程度満足のいくところまではやりたい。今は大きな階段を上る途中にいる。これを登れば一息つく。そこからまた前に段はあるのだけれど、登るのは少し先だ。踊り場で自由に話したい。そのくらいにはなるだろうね、あとひとつき余りで。そうならないことには来た意味がない。A班の人はかなり話せる人もいればそうでない人もいる。僕はそうでないほうに入る。知識はあるのにすぐに取り出して使えない。今までのところを存分に使いこなせればかなり話せると思う。しっかりと入っていないということでしょうね。声調もきっちりと覚えなければならない。あやふやなままなのが多いから。
 明日も雨だったら勉強だ。今日は食事以外は部屋にいた。夜も食堂にしようかと思ったが、食堂三回はいやだ。味のバラエティが少ないからだ。西門のおとといの昼間に行ったところに行った。どこで食べたかが分かるように店の名前を覚えておこう。カメラを持っていくか、書いておこう。
 中国人の持っているカメラはデジカメはまだ少ない。フィルム式カメラが多い。かたやデジカメを持つ人もいる。高層ビルと古びたビルの混在しているのと似ている。携帯を持っている人は多くはないが、かなりいる。新品は安くても1000元はするのだ。そうそう買える値段ではないと思う。買える人と買えない人とがいる。街を構成する風景が街を構成する人に重なっている。
 上海は大都会だ。この街からは映画によく出てくる田舎の生活は想像することも出来ない。田舎は田舎なりの生活できる暮らしと、都会の金のかかる生活とがあり、同じ国だとは思えないくらいだ。その上海にしても、日本人の感覚でいえば、物価は安い。基準を日本の物価にすることが正解とは限らないが、全体的にみて物価は安いことは疑いないことだ。将来中国に住みたい僕としてはこれからの物価が気になるところだ。ここの物価というより、よりはっきり言えば、換金の時のレートが問題だ。今は1元が14円くらいだ。これが変わらなければいいのだが。都会の景気が田舎に伝播して、田舎でも金のかかる生活を望み、収入も上がっていくことになる。そうなる傾向にあることは確かだ。だが、その速度がどうか。中国はとても広いので全体に富が行き渡るまで時間はかかることだろう。あとどのくらいかかるかは僕には分からない。じわじわとか、加速度が付くか。さて、それは僕には判断できない。
5月16日(日)第98天 ぐーたらとしてしまった


 天気がはっきりしないので僕の態度もはっきりしない。出かけないなら勉強しなければ、と思いつつ、だらだらと時を過ごしてしまった。ちょっと居眠り、あとの大半はインターネットでデータベースのソフトを探していた。というのはそれで単語帳を作りたいからだ。そのソフトがないので探したわけだが、あるようでない。簡単なのでいいからあるといいのだけれど。まさに単語帳という名前のがいいのだが、ない。中国語が入力できないといけないので、なおさらない。
 今日もこのままくもりのままだと思う。雲の様子を見てもあとからあとから雲がやってくるし、雲が切れることがない。その雲はそのまま日本に向う。天気が南から北に動くものと思っていたら、南西から北東に動くものらしい。こんなにはっきりしているのだから、天気予報も簡単に出来そうだ。気圧は気にしないでも雲の動きは予想できるのだから。大きな動きはそうだが、より細かい部分についてはそう簡単にはいかないのか。
 部屋にいるのと、一歩外に出るのとでは気持ちが違う。外ではたとえ校内でも中国を感じる。回りに中国の圧力を感じるのだ。バスに乗るとますます強くなる。誰の助けもなく、自分で行動して買物をしたりしなければならないからだ。それもまだ幼稚な言葉を使って。実際はそれほど大げさなことではない。ほとんど話さないでも行動できるからだ。本当は勉強にもなるのだから、どんどん話さなければいけないのに。買物はともかく、普通に歩いている人に話し掛けるのは出来ない。積極的にならなければ、とは思うのだが、そうもいかない。食事も近くの店に入るのは平気になったのに、街に出て店に入るのは苦手だ。どうしてだろう。店は似たようなものなのだから、こちらの気持ちの問題だ。引っ込み思案は損な性格だ、こと言葉に関しては。
 今日もなんだかんだ勉強がすすまないまま終わってしまいそうだ。コンピューターをつけるとどうしてもインターネットにつないでしまうのがいけない。日記を書くのも時間がかかる。長く書こうとするからだが、たいしたことは書いていない。それとあまのじゃく通信の日記もある。こちらのほうはちょっとは読ませるものでないといけないと思うから気を使う。部屋にいました、では日記にならないから、ろくでもない話題をひねり出す。それも一苦労だ。これでもしもう一つのウェブページを持っていたらそれにも時間がかかりそうだ。
 今日は行けなかったけど、次に行くとしたら浦東にいくつもり。行ったことはあるけど、あそこらへんを歩いたことがない。大きなデパートもあるということだし。世紀公園にも行ってみたい。
 まだ行ったことのない場所がある。残りが少なくなってきたので、行きたいところは残さず回りたい。上海に関してはオーソリティーになりたい。観光に行くような場所は残らず行きたい。毎週でかけるつもりが、案外別な用事があって、そうもいかない。今週行かなかったし、来週は旅行だ。そのあとからは週末は出かけよう。勉強も、という言葉も聞こえるが、部屋にいるだけで何もしないのでは出かけたほうがずっとましだ。
 いつも6時過ぎに食べるので寝る頃には腹が減ってくる。それでも11時にはベッドに入るので腹が減って眠れないことはない。音がうるさくて眠りにくいことはあっても、他の理由で眠れないことがないのは健康な証拠か。疲れるような運動もしていないのに、11時になるとねむくなる。ずいぶん健康的な生活だ。朝目がさめるのは6時ころのことが多い。起きるのは7時過ぎだ。日本にいた時は普通に不健康な生活をしていたのに、なぜか三食きちんと食べる、授業は休まない、早寝早起きの優等生になっている。偉い!!


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